外科

乳房
乳癌検診

岩国市、和木町のクーポンが使用できます。
40歳以上の女性に2年ごとに行うマンモグラフィーによる検診です。
しこり等症状のない方に対し、早期発見のための検査です。
症状のある方は保険診療になります。
 

マンモグラフィー検査

乳房を挟み、圧迫するレントゲンによる検診です。しこりのない乳房に対し乳腺内の石灰化像やゆがみなどで早期発見が見込まれ、寿命を延ばすことが出来る検査方法です。
豊胸術後、ペースメーカーを埋め込んでいる方、脳室腹腔シャント等チューブを埋め込んでいる方は、原則マンモグラフィー検査は不可能です。別途超音波検査を受けて下さい。
 

乳腺超音波検査

対策型検診として市の検診にはなっていません。
マンモグラフィーで高濃度乳腺(乳房を構成する乳腺量が80%以上)と言われた方は、一度は超音波検査を受けることをお勧めします。
親族(母、姉妹)に乳癌を発症された方、卵巣腫瘍を指摘されている方も、マンモグラフィーに超音波検査を併用することで、早期発見が見込まれます。

20-30代の若い女性、妊娠中あるいは授乳中の乳腺検査は超音波検査が有効です。
 

乳腺疾患

腫瘤触知、乳頭分泌物、乳房の変形(くぼみ)、乳頭の陥凹など症状がある方はマンモグラフィー、超音波検査を行い、必要なら、穿刺吸引細胞診(細い針で細胞をとり顕微鏡下で診断する)、針生検(少し太い針で組織をとり病理診断をする)を行います。

良性の場合、必要に応じて数ヶ月ごとの経過観察をします。
悪性の場合、治療が出来る病院に紹介いたします。
乳癌の治療が大方終わり、ホルモン剤による治療中の方の定期的な薬の処方も行っています。
 

乳腺炎

産後授乳している方が、乳房の発熱、痛み、発赤を示した場合、乳腺炎が考えられます。
超音波検査で貯留物のチェック、採血による炎症の程度、細菌培養検査等行い、助産師による乳房ケアを指導、必要に応じて消炎鎮痛剤や抗生剤の処方をいたします。
 

ブレスト・アウェアネスの勧め

普段から自身の乳房に関心を持つことによって、乳房の小さな変化に気づき、速やかに医師に相談するという習慣をつけましょう。

  1. 乳房のチェック
    着替え、入浴の時に鏡に姿を写し観察し、触ってみる。
  2. 乳房の変化に気をつける。
    • 乳房にしこりを感じる。
    • 乳頭から分泌物がある。(下着が汚れる)
    • 乳頭乳輪がただれている。
    • 乳房の皮膚にへこみやくぼみがある。
  3. 変化に気づいた時はすみかに受診しましょう。
  4. 検診の習慣
    40歳以降は2年に一度マンモグラフィーによる検診を受けましょう

 

肛門
肛門疾患

便秘、妊娠、出産のきっかけから、お尻の調子が悪い方はご相談ください。
問診、直腸診、肛門鏡による検査を行います。
内(外)痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)が多いのですが、若い方には炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、中年以降には大腸癌(直腸癌)も見られ、これらの疾患が考えられた時は大腸内視鏡等詳しい検査が可能な施設に紹介いたします。